
FXを勉強していくなかで聖杯という言葉を聞いたことはないでしょうか?
FXでいう聖杯とはこれさえやっておけば100%勝てるという必勝法のことです。
うらやましい限りです。
では聖杯は存在するのか。
答えは存在しない可能性が限りなく高いです。
存在してしまったら聖杯を持っている人の独壇場となり市場を操作され、市場そのものが崩壊します。
でも魅力的な言葉ですよね。だからこそFXの高額教材に手を伸ばす人もいるのです。スクールなどに通えば勝てるようになると考えてる人もいるかもしれません。
FXはそんなに甘いものじゃありません。
誰かが勝たせてくれる、この教材さえ読めば大丈夫。それで資産が手に入るならみんなやってます。
メッキの聖杯ならいくらでも手に入ります。でもそれで勝ち続けるのは難しいです。
聖杯を手に入れたと勘違いしてその手法にしがみつくと、勝てなくなってきてもそこにしがみついてしまうものです。
負けたのはまぐれだ、つぎこそは思い通りに行く。この手法で間違ってない。
この思い込みが損失を受け入れられなくなり、破産へと導きます。
ではどうすればいいのか。
聖杯はないと認めることです。
使うテクニカル分析を数個に絞り、検証と実践を繰り返し自分のトレードルールを確立していく。
地道ですが自分を勝利へ導くのは自分自身です。FXには100%なんてものは存在しません。ですが、勝率を上げることはできます。
NO.6資金管理でも話しましたが、勝率が高い方がもちろんいいですが損小利大を徹底すればそこそこの勝率でも資産は増えていきます。
損切だけでなくlotの管理もしていきます。まだ確立していない手法ではlotを下げて検証をして、慣れてきた手法で自信があり、トレードルールに従えるならlotを上げていきましょう。
本物の聖杯とは?
自分の定めたルールーを徹底できるメンタルこそFXの聖杯と言えるのではないでしょうか。結果は必ず収束していきます。1回、1日のトレードで勝率の計算はしないでください。1月、半年、1年のトータルで見てください。
私は20代の頃スロットのプロをしていました。
スロプロ時代に経験したんですが、1日でマイナス5万~10万円とかはざらにありました。
しかし1日に30万稼げるときもあります。
月のトータルが少なくて心が折れそうになった時もありました。
でも年間の収益をみると900万ほど稼いでいました。これは1日マイナスになったからといって臆病になる事はないんです!
FXでも同じです。
損小利大ができ自分ルールを守り少しずつでも勝率をあげていけば必ず年間収益はあがります。
なんならスロットよりよっぽど効率よく稼ぐ事は可能です。